2005年09月24日

吉原御免状

SHINKANSEN☆PRODUCE いのうえ歌舞伎「吉原御免状」
演出:いのうえひでのり
会場:青山劇場


 今日昼の部を、立ち見で見てきましたが、ちょっと鳥肌立ちまくりでした。まず舞台装置と衣装に完全に目を奪われましたね。演劇は見せてもらうたびに何かしら新鮮味を感じるんだけど、今回は今まで見た舞台とはまったく異質のものを見せられているような気分になりました。
 あとは音と光でちょっとトランスしそうになりました。。。音は別にダンス系とかじゃないんですけどね。なんだろ、世界観に呑まれたことで脳内物質が出やすかったんですかね。何はともあれ、ライブ見ているみたいでした。まあ舞台はライブには違いないわけですけど。
 あ、別に過去に見た演劇が下とかそういう構造ではなくて、同じ舞台劇でもベクトルの方向が違うものという印象。

 特に今回は立ち見で2階の一番奥からだったので、舞台を俯瞰する形で見れたのがよかったのかも。疲れたけど、見切れはなかったし、世界観感じるにはあの位置はいいポジションだったと思います。逆に役者の顔とか芝居は全然わからなかったですけどねー。

 あー。もう1回行きてー
posted by なす at 23:41| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(1) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月27日

KERA・MAP#004 ヤング・マーブル・ジャイアンツ

Young Marble Giants
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
場所:吉祥寺シアター

 演劇を今回のようにふらっと劇場に行って当日券で観るというのは初めてでした。
 会社の近くの劇場なので、一度はそこで芝居を観ようとは思っていたんだけど、それが今日になるとはねぇ・・・って僕の意思のさじ加減一つなんだけどね。

 仕事をしようと会社に行ったものの、時間的に夜の部とかそろそろ当日券販売じゃねー?とふと考えついてシアターをのぞいて見ると、表に人がたまってるし今から一芝居ありそうだという雰囲気が漂ってきまくりです。そしたら居ても立ってもいられず、もう行く気満々。スタッフの人に聞いてみると、並んでる人が当日券待ちらしいし。
 でも並ぶのはイヤだから(だって役者も演出家も知らないし、そんな必死こいて観たくてシアターの前を通った芝居じゃないから、ってどういうテンションなんだか・・・)、開場までの1時間ほど仕事をしてました。それでも当日券が買える予感はしていたものの、ちょっとばかし不安でした。
 不安は半分的中し、立ち見。それも2時間45分の長丁場。でも僕にしてみれば、30分並ぶ位なら3時間弱立ちつづけているほうがましというもの。実際に終わってみればあっという間でした。舞台自体面白かったし、3時間弱座りつづけるほうが、お尻いたくなったりして時間を気にするものなのかもしれませんね!

 っていうか、当日券と前売りの金額が2,000円も離れているのには、ためらいがあったけど、僕の意思はそんなことでは曲げられません!(でも並ぶのはイヤ!)
 実際買ってみると立ち見だからでしょうか、表に書いてある金額より1,000円安く観られました。
http://www.sillywalk.com/nylon/part-time/0505_8.html
#ココ観るとわざと当日券は高くしているらしい。僕は1.5倍の金額でも観れて良かったと思ってる一人です。

 さて内容のお話。35人という大所帯の舞台は初めてで、その人数だからこそできる演出効果がすごく新鮮で面白かったです。
 舞台の右側と左側で別のストーリーが展開するということ自体、舞台慣れしてない僕には興味深いのに、(役の上で)同じ人間が同時に出てきてストーリーを展開するというのは、驚かされました。同じ人間が同時に同じことをしゃべり、同時に同じ動きをするということもあったし、ラストは別の空間別の時間(または別の世界)における同じ人間が同時に別々のことをしゃべりだす。あんなのありえないじゃないですか。あの瞬間背筋がゾクゾクきました。なんか変な汗かいちゃったんですが。
 映像だと画面分割のようなもんでしょうけど、限られた部分だけを見ていればいい映像とは違い、舞台は全景を観ているなんてことはあまりないわけで、スポットライトがあたっているところを目で追っていくのが舞台だと思っているから、舞台上全てでがやがやとやりだされると参ってしまいますね。それがしかも全て同じ人間!男女の組がいくつもでてくるんですが、最後は何組出てきたのか全くわからなくなってしまいました。全員参加だったのでしょうか。
 しかも、それだけの大所帯でやりながら、「赤鬼」のときに新鮮味を感じた一人数役による舞台ならではの効果も使われているところが、上手いですよね。

 さてさてストーリーのお話。ネタバレです。
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posted by なす at 01:45| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月27日

走れメルス その2

WOWOWでやっていたのをTV観劇しました。
 実際の舞台は30分遅刻だったので、零子が何者なのかがわかってとりあえずすっきり。

 TVでやってる舞台芝居はあまり見る気がしないんだけど、一度観ているものだからか、案外すんなりと観られました。なんか普通にドラマを見ているような感覚で観てました。しかしTVだとカメラワークがあるから、また違った面白さがありますね。食わず嫌いだったかな。
posted by なす at 23:17| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月22日

蛇よ!

作・演出:松尾スズキ
スパイラルホール

3/20の夜に行ってまいりました。
 4編の芝居と幕間毎にショートムービーが入るオムニバス構成で、二人芝居という性格によるものなのか、ずっとコントを見ているみたいな感覚でした。というか、劇を見に行っているという意識がなければ、ただ笑わせてもらいに出かけたような、それだけでも十分に魅せられる芝居でした。

 役者は常に同じにも関わらず、油断すると各編で違う役者であるかのような錯覚を覚えました。自分同じ俳優が出てくる異なる映像を続けて見ると、前の役柄のイメージが抜けきれなくて、2本目の役柄に違和感を感じることが多くあるんですが。。。まあ続けて見る必要性は全くなくて、ある作品のイメージが強すぎると、他の作品でもそのイメージを投影してしまう役者さんとかいませんか?
 これが映像と舞台の違いによるものなのか、大竹しのぶさんという役者の凄さなのかは判然としないんですけど、あれだけ強烈な個性の役をやりながら即座に違う役を、観ている側に意識せずに没入させるのはすごいな、と思いますね。間にショートムービーを入れて息をつかせる演出ありきなんでしょうけど、数分前と同じ人だとは意識させない凄さ。ちょっとうまく説明できないですけど。

 余談ながら、蛇、というと大地母神、太陽信仰に敵対する土着の神々、めぐるめくもの、DNA、輪廻(ハインライン...)とかが思い浮かぶんですが、いまいち芝居の内容とはどれもピンと来るものがないんですよね...
posted by なす at 02:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月15日

走れメルス

演出:野田秀樹
シアターコクーン

 30分遅刻しての観劇。迷惑になるかなと思いながらも、やはり入ってしまった。前から5列目の真中から右寄りの通路席で、今回も上席。別に席にこだわっているわけではないんだけど(席にこだわるほど劇見ないし、お金もないし...あ、でも劇見ないからこそ一回一回は多少お金使ってもいい席でみるという考えも ;´Д`)とそれはともかく)、自分がいいと思える席で見られるのは観ている間充実した時間になるし、気分がいいです。

 途中からなので話には最後までついていけなくて、台詞もどういう意味なのかわからないものばかりで捉えきれずにいたので、白馬の王子様を最後まで信じる乙女の物語?とくらいに考えてたのだけど、パンフレットを読んでみると、青春歌集は何にでも置き換え可能な抽象性の高い物語ということでした。それでもメルスの世界がなんなのかはよくわからなかった。零子がなんなのかとか。たぶんその辺は最初の30分に話があったんだろうね... 芙蓉が作った物語があの世界という捉え方でいいのかな。思いがけない形でもう一回観たくなってしまった、深津絵里ももう一回見たいし(〃⌒▽⌒)ゞ

 しかしラスト、舞台中央前に倒れている芙蓉を抱えるスルメ。中央奥に大地主一行が固まって、その2箇所にスポットが当たっている、こういう画は演劇ならではだなぁ、とつくづく思ってしまった。演劇のスチール写真で見かけることはあるけど、今回演劇で使われるそういうカットの意義が理解できた気がする。映画でもドラマでも、おそらく絵画とかでもレイアウトとしては存在しても、そこを普遍的なカットとして存在し得るのは難しい(絵画の場合説明しづらいけど、構図としてはアリでも、構図そのものがそれのみで認められることはないのではないかといった意味で)。
posted by なす at 01:18| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月06日

イケニエの人

東京公演千秋楽に当日券入手していってきました。
作・演出:松尾スズキ 場所:世田谷パブリックシアター

 久々の三茶。数年前キャロットタワーに月に何度か出向いていたので、世田谷パブリックシアターの存在だけは知っていたのだけど、実際に中に入るのは初めて。つうか、演劇に興味を持ち始める前のことだから、逆にその頃はそこで劇を見る日がくるとは思ってなかったんですが...
 とりあえずあんまり変わってないです。正面(?)の入り口が喫煙から禁煙場所になっていたことくらいか?喫煙者はどんどん肩身が狭くなりますね。まあどうでもいいことですが。

 一応以下ネタバレ含むということで


 当日券ということもあってあまり席的には期待していなかったけれど、そんなに広い劇場でもなくて、見切れるようなところは背面に移っていたモニタくらい。手数先生の写真がきちんと見れなかったのは残念だけど、面白さは伝わりました。
 いや、しかし面白かったです。2時間があっという間でした。序盤、接点のないいくつかのストーリーとハチャメチャな演出と漫才(?)で頭が混乱しているんだけど、後半それらがいつのまにやら結びついているし、話も一応収束していく過程が見れるから、特に頭を使わずに順を追って整理しているうちに、終わっちゃった…っていう感じです。
 ラストはあんま救われないな、という気はするし、周りが拍手はじめてるから「あ、あれで終わりなんだ」という印象は受けたけれど、あんまりそこで立ち止まって考えるような終わりかたでもなかったし、きれいな終わりかたといえるといえるかな。
 今回の作品はあまり評判がよくないらしいけど、松尾スズキも初めてだし、阿部サダヲもクドカンもはじめての僕には、松尾スズキ(やガロ)に対してへのイメージが、視覚的に描出されたことに対して素直に感動してました。でも多くの人が認める松尾スズキらしさを今度は見てみたいな
posted by なす at 01:24| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月09日

赤鬼 追伸

売り切れだった赤鬼のパンフレットが昨日とどいてた。明日仕事から帰ったら読もう
posted by なす at 02:37| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月05日

赤鬼 その2

演劇とかよく観る人にとっては、あそこまで近いと全体が見にくいからイヤな人もいるのかもしれないけど、1年に1本ペースの僕にはあんな経験はそうそうできないですよ!小西真奈美や大倉考二が1m未満のところで芝居しているわけです。野田秀樹に重松(?)見せてもらえるし。って、観た人じゃないとわからないだろうけど。

劇の内容としては、役者4人だけで一人何役もこなしていくのはすごいし、なによりそれを巧く利用したあの演出が面白かった。
ある一人を二人が追い掛け回す。瞬間、追いかけられている人間がさっと振り向く。この瞬間に場面と(役中の)人物が変化している面白さ。振り向いたときに観客は「ん?」と思っているうちに、いつのまにか笑いを作りながら場面を転換させていく。美術(背景)をまったく用意しないからこそできるんだよね。アクションカットを使った場面転換はたまにみかけるけど、こればかりはフィルムを使った映像作品では表現しきれないんじゃないかな。
posted by なす at 02:40| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月04日

赤鬼

作・演出:野田秀樹

年に1回くらいは演劇を観ようと思って、2年目。小西真奈美が見たいこともあってこのタイトルを選んでみた。ヤフオクで落札したんだけど、かなりいい席で入札者に再度お礼言いたいくらいですよ。

ホントに役者目の前だからね。舞台を囲って円形に席を作っているんだけれど、その最前列。役者が舞台の外に出て動くから足を伸ばしたりしないようにしてください、とかいわれるくらいです。
(続く)

posted by なす at 03:27| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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