2006年03月19日

ティムバートンのコープスブライド

監督:TIM BURTON

 純粋に面白かった。ティムバートンのクレイアニメということで期待していたけど、期待感をまったく裏切らず、最初から最後まで見入ってしまった。終わってみれば、アニメ(子供向けという意味で)として普通のストーリーなんだけど、結構ドキドキするし、こういう映画は好きだな。
 尺も短いしまた見たいと思う映画。

 そういえば最近英語の勉強やってないせいもあるかもしれないが、全然聞き取れなかった。字幕に頼りっぱなし。

[英語]
It's no use. まるでダメだ。
posted by なす at 03:49| 東京 ☁| Comment(23) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リンダリンダリンダ

監督:山下敦弘

 最初退屈でくすぐったい映画。こそばい気分になりたい人にはいいかも。悪い意味じゃないです。文化祭という限られた状況+キャラクターの設定をスクリーンでほとんど説明していないためかもしれない。メインの女子4人ですら、どういう背景を持っているのかとか、ほとんどわからないですよ?っていうか知らなくてもいいけど。
 (おそらく主人公である)ソンだって韓国人留学生というだけで、友達が少ないとか、そういうのはほとんど流しているし。小学生との対話の中で観客にそうなんだろうな、と思わせる程度。映画って最初は説明的なシーンを多く盛り込ませることが多いと思うんだけど、この映画にはそういうムダはかなり省かれてる。その割りに序盤はやっぱり退屈なんだけどね。
 あとメイン4人以外はほとんど登場させずに4人だけで完結してしまうところが、こそばくさせる原因なのかもしれないなと。たとえば恋愛に関するサブエピソードは、ソン、恵、響子にそれぞれあるけど、全部流してしまう豪快さとか。その豪快さの影に薄れる男性陣たちw

 その割りに、甲本雅裕とか数カット数セリフしかなさそうなのに結構印象に残るし。ダブリの女の子も印象的。萌は好みだからという理由でだけど、結構がんばってた。

 あと、カット的には廊下から部室の扉越しに4人が練習するところが、結構お気に入り。その4人の演奏を職員室(宿直室?)でビールを飲みながら聴く先生のカットも。
posted by なす at 03:41| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月18日

CUBE IQ

THE GAME ROOM

 『CUBE』関係ないじゃん!!んだよ!また原題全然違うYO(>д<)
 いやだまされる僕が悪いんで、それはいいとしよう。

 でもさ、でもさ、特典映像についてた特報だか予告かは、ものすごく煽ってるじゃんか。『CUBE』っぽくて面白そうな感じに。

 密室の恐怖に耐えられるのか

とか、

 果たして戦慄のトラップから逃れ、無事生きて帰ることができるのか

とか

これって、密室に閉じ込められた方のストーリーを期待させる売り文句じゃん?

...

でもそんなの全く関係ないよね?

どっちかっていうと、立方体(?)に閉じ込めた側の話だし。閉じ込められた側はどーでもいいよ、って感じで溺死しちゃうし。

 この際だからついでに言わせてもらうと、あんな貧弱な文脈で生物兵器が投下されたとか無理ありすぎだし、パパの自殺意味わかんないし、敢えて失笑を誘うようなものでしかないんですけど。

 ちなみにこれを借りたのは人づてに『CUBE 2』以降の作品があると聞いてたので、たまたま見つけたこの辺りがそうかなと思ったんだけど。。。たぶんそれって『CUBE ZERO』のことだったのかな。。。

#今回はなんとなく日記系サイトで流行ったような文体にしてみました
posted by なす at 01:02| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月02日

Birds on Board

Birds on Board
演出:小池博史
Papa TARAHUMARA

意味わかんね。ハムレットは何回か読んでるけど、ストーリーを間違って覚えてる?という気になってきた。もう一家読んでみよう。

ただ意味が分かんないといっても、現代美術のように作者のひとりよがりに対する腹立たしさが残るわからなさー理解できないのを作者のせいにしているだけなんだけどーではなくて、現代音楽に近いわからなさ。ダンスパフォーマンス(?)にしても音楽にしても、時間軸に沿わざるを得ないため(無理矢理にでも)すーっと目に耳に脳に染み込んできて、わからないなりに心に残るし、共有できるものがありそうなきがする。こういう舞台劇っていうのは初めて見たけど、一度生でも観てみたくなった

#つうか、さっき書いた記事が消えてしまったんですけど。。。
#たまにあるんですよね。seesaaさんしっかりしてください!
#というわけで、これ書き直しです。
posted by なす at 20:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月12日

ニュースの天才

Shattered Glass
監督:Billy Ray

 ちょっと僕自身が精神的によろしくない感じだったので、アクション映画でも観て上げるつもりが、何故だかこのタイトルを手にとってました。別にスターウォーズ絡みでアクション映画と勘違いしたとかじゃないんですけどね(当たり前か)。

 あんまこの映画のことを知らずに理由なく借りたけど、すごく面白かったです。まぁスティーブンの態度にはイライラさせられるんだけど、彼がウソをウソで固めてみたり、その一部を「ミス」として認めていくところとか、ウソを暴かざるを得ない立場にある編集長を悪者に仕立て上げたりと、他人事じゃないです。
 僕はジャーナリズムに関わってないし、別に仕事上公明でないことはしてないつもりだけど、自分の過去の仕事を思い起こしながら反面教師として観てました。スティーブンの立場、編集長の立場の両方で興味深い作品です。

 ただスティーブンが24歳にしては幼すぎる気がする。実話を元にしているという事だけど、謝れば許されるとか、僕を守ってよっていうのはどうかと思うんだけど。あれは演出だよね?
posted by なす at 02:02| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(1) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月28日

ソウ

SAW
監督:JAMES WAN

 失敗したなぁ。。。オチ(っていうかストーリーを一通り)をあらかじめ教えてもらってたのよね、観るつもりなくて。そういうわけで騙された感が全然ない。ゴードン先生にアダム、雑用係のゼップと元刑事タップ。それぞれの行動が幾重にも絡み合っているのは面白いんだけど、オチがわかっているせいか常に冷静に観てた。
 そういうのを知りつつも恐怖が伝わる作りになっているのはおもしろかったけど。シチュエーションの勝利というか。外の世界が回想を含めて頻繁に出てくるので、限られたシチュエーションというイメージは持たないんですよね。実際不条理だし通常考えられないシチュエーションなんだけど、それでも完全に閉じた世界じゃないだけ映画の中で対比ができるということと、あの立場に自分を置き換えることが可能な分、恐怖が伝わったという気がする。そのいう意味では『CUBE』よりは面白かった。

 あといくつか面白かったところを。

  • ゴードン先生が急に老けた感が出てくるところ
  • アダムの芝居
  • 鍵の在り処については教えてもらってなかったので意外にも、そういう繋がり方をするのかと
  • posted by なす at 23:05| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2005年08月26日

    ピースメーカー

    THE PEACEMAKER
    監督:Mimi Leder

     結構ドキドキして見てました。冷戦以後9・11以前の世界情勢だからこそ描ける作品だなと。ニューヨークに核弾頭が持ち込まれるなんて!
     アクションはカーチェイスとヘリからの銃撃戦およびその後の白兵戦。ニューヨークでの追跡劇。カーチェイスについては、ぶつけて逃げるっていうのが面白かったし、追跡劇もドキドキでした。
     ニコールキッドマンの水着姿も拝めますし。

     どうしても頂けないのは、ニューヨークで狙撃手が民間人を誤射するところ。不愉快でしかなかったです。そこだけがどうも残念なんですよね。

     あと描き方が中途半端だと感じたのは、ヘリが1機撃墜されたときの死者に対する思いとか。逆にボスニア人の犯人については、それほど多くは描かれていなかったと思ったのに、最後はきちんと感情移入できるようになっているのは、よくわかんないけど巧いです。犯人が弱々しそうでニューヨークでの挙動がおどおどしているところとか、変に哀れみを感じさせるのかもしれません。
    posted by なす at 02:30| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2005年08月20日

    アドルフの画集

    MAX
    監督:Menno Meyjes

     原題と邦題がかけ離れている作品第x弾。原題でこの作品を観る人って作品背景を知らずに観たりすることはあるんでしょうかね。『MAX』って全然観たくなるようなタイトルじゃないですよね?しかもその"MAX"は"maximum"の意味じゃなくて、主役のマックス・ロスマン(John Cusack)のことだよね?
     僕だったら「マックス」なんていうタイトルをたまたま通りすがりに観ようとか借りようとはしないわけで、「アドルフの画集」だからこそ借りてみようと思ったんですが。。。タイトルの付け方って難しいですよね…

     作品は美術がすごく綺麗で印象的でした。特にマックスの家と画廊。いいよなー金持ちって。でもストーリーは邦題が強烈過ぎて期待しすぎたのかもしれないかなぁ。

     あと世間が求める方向性と自分の内面がミスマッチしているのではないかと真剣に悩んでる人は、この映画観るとものすごく自分が嫌いになれます。ある種アドルフは元々生まれてこなければ良かったか、人生の選択に恵まれなかったという意味で、作品(フィクションだけど)の後日談としては史上最悪といわれる人物になっていくわけなので、俺もそうならないためにも、このまま世の中から消えたほうが幸せなんじゃないかと思わせます。考えすぎ、というか安易??

    #ちなみに映画を*借りる*ときって何を参考にするんですかね。全く予備知識がない場合は、キャストやスタッフを観たりするけど、やっぱ最初に箱を手にするためにはタイトルが重要だと思うんですよね。で、借りてみたら内容とかみ合わない印象を受けたりするんだけど、ある程度借りたいものを絞ってレンタルするほうが吉、なんでしょうか・・・
    posted by なす at 22:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2005年08月16日

    モーターサイクル・ダイアリーズ

    THE MOTORCYCLE DIARIES
    監督:Walter Salles

     映画館で見ようと思ってたのに見損ねた作品。期待度は高かったんだけど・・・

     若きゲバラの南米旅行を描いたものなんだけど、こういうのは原作を読んだほうがいいんだろうと正直思った。南米の景観と人々を音楽に合わせてみせてもらえるという意味では、あまり縁のない土地だし興味深いんだけど、映画としてエルネスト(ゲバラ)の心象とかを見ていこうとすると、結局ラストの川を泳ぐシーンからアルベルト・グラナードとの別れのシーン、そしてその後の文字だけで語られるエピローグさえあればいいような気がする。正直中途半端だと思う。

     最初と最後に
    「これは偉業の物語ではない。同じ大志と夢を持った−2つの人生が、しばし併走した物語である」
    と語る通り、この映画の中で何かが起こるわけじゃない。ゲバラがそこで何を見て感じたかを同じように観客に感じさせる映画なんだと思っていたんだけど、それだと少し物足りなさがある。期待しすぎたのかな・・・

    「この長い旅の間に−何かが変わった。その答えを見つけたいんだ
    僕らの視野は狭く偏りすぎていただろうか。僕らの結論は頑なすぎのか。かもしれない。」

     ただめちゃくちゃ旅に出たくなった。旅はいいよねー。金を使わない旅がしたい!
    posted by なす at 02:14| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2005年08月14日

    2046

    2046
    監督:Wong Ka wai

     不思議な世界。小説の世界と現実が交錯していて、その上チャウ(トニーレオン)の生活っぷりがごちゃごちゃしてるから、意味がわからなくなってきた。てゆうか全てが小説の世界ですか?

     映像作品としてみた場合、緑を基調とした世界を中心に進行していく中で赤や白い、またはモノクロなシーンが出てきて、色調はものすごくキレイ。同じ色の綺麗さでも『LOVERS』とかのようなビビッドな色使いじゃなくて、全体的にどんよりしていて淡々と語られる恋愛物語にはマッチしているかと。

     てゆうか恋愛モノだよね?宇多田ヒカルの『traveling』みたいな近未来はちょっと出てくるだけ。想像していない味を口にしたときほど不味いと感じる瞬間はないけど、そんな変な感覚が残った。途中で観方を変えてなかったら、30分くらいで観るのやめてたかもしれない。。

     チャンツィーは素敵。
     あと『花様年華』を観てないとわからないところもいっぱいあるらしいので、今度借りてみよう
    posted by なす at 14:55| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(3) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2005年08月13日

    パイレーツオブカリビアン

    PIARATE of the CARIBBEAN -THE CURSE OF THE BLACK PEARL
    監督:GORE VERBINSKI

    観ようと思ってたのに、なんでか見逃してたのよね。これを映画館で観なかったことに後悔、そして今の今まで先送りにしていたことにも後悔。。。

    ものすごく痛快。ストーリーも練られてるし、ワクワクドキドキしちゃうね。こういうアクションは好き。大人から子供まで楽しめるという点でさすがディズニーと感心してしまいます。
    posted by なす at 21:41| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(3) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2005年08月09日

    es

    es
    監督:OLIVER HIRSCHBIEGEL

     めちゃくちゃ怖い…。映像とか関係なくただただストーリーに引き込まれました・・・
     最初は緩い感じで始まるんだけど、実験が始まってからはどんどんエスカレートしてくる看守の行動はマジで怖いです。死者とか出るし。
     どちらかというと、囚人の恐れの心理みたいなものを描いたものかと思っていたけど、それはあまり強烈な描き方にはなってなかったように思う。暗室に閉じ込められるタレクのシーンなどは囚人心理の一端なのかもしれないが、それ以上に看守が暴走を始めるという点でものすごく恐怖を感じた。
     一番大人しそうだった看守役のベルスがラストに至ると別人のようになる。大人しそうで真面目なほど信じられないような残酷なことをする、という意味で近年の犯罪事例に近いものがあるのではないかと。その端緒はタレクの「あんた臭いよ」発言なんだろうが、人間何にキレるかわかんないよね・・・その意味でタレクの発言はかなりの功罪だと思う。

     ただラストの一件落着感はどうかと思うんですよね。看守(特にベルス)に感情移入している人はあまりいないと思うんだけど、看守対囚人の構造で見ると囚人の勝利、そしてその後に余韻として続くタレクとドーラのカットを見ていると、最終的にこれはなんだったの?っていう感じが強いです。下手をすると心にわだかまりを残しながらも、すっきりして終わるという偽善的な後味の悪さが味わえます。
     だいたいにしてドーラが出てくる意味わかんないし。たまたま出会って寝ちゃった男と女がなんで最後までこうやって絡み合ってくるんだろうとか。

     ちなみに実際の事件は死者とかは出ていないらしいです。
    http://www.prisonexp.org/
    posted by なす at 01:15| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(5) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2005年08月07日

    茶の味

    茶の味
    監督:石井克人

     春野一の役の子をずっと女の子だと思っていた僕は逝ってきたほうがいいんでしょうか・・・よくこんなボーイッシュな子を見つけてきたなとか感心して最後までずっと見てました(>_<)

     どのシーンを切り抜いても日本だなぁ、と感じさせるのはすごい。草むらに生える一輪の黄色い花のカットなんかもそれだけで日本だとわかるし。まあ、元々邦画で日本の田舎が舞台ということを知ってるから、そう思っちゃうというのもあるだろうけど、それにしてもキレイな映画でした。
     そのキレイな映像を崩すかのようにでかい卵とう○この逸話とか、電車の中で急にコスプレの撮影会が始まったり、はたまたすごく濃いアニメが流れたりとかするんだけど、それらを含めて石井ワールドなんですよね。
     そこには、石井さんが初日の舞台挨拶で言っていた、早いカット割でアクティブなものじゃなくて割とゆったりなファミリーものでコメディみたいなの、という言葉がそのまま当てはまるのではないかと。淡々と流れる中に奇妙さやおかしさをちりばめているというか、面白さを敢えて淡々と流していくというか。

     ところで、三谷幸喜はシチュエーションコメディを観客の笑い声が入ったコメディという風に定義づけていた。が、元々シチュエーションコメディは、シチュエーションそのもので笑わせるコメディ、つまり当人は至ってまじめなのにその状況自体が歪んでいるから、そこでまじめにすればするほど傍目には面白く見えてしまうという喜劇の形のことを指すらしい。
     茶の味はその意味で緩いシチュエーションコメディではないかと。

     ただ起伏が少ないので143分観つづけるのは疲れるかも。僕は土屋アンナが見られるから後半も中だるみなく見ちゃいましたけどね。
    posted by なす at 16:27| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2005年07月04日

    スターリングラード

    ENEMY AT THE GATES
    監督:Jean-Jacques Annaud

     タイトルから期待していたものとはちょっと違うものを見せられた。邦題と原題、全然違うのね。興味のそそり方としては邦題は上手くつけたと思うけど、あんま関係ないじゃん!もう少し政治色/戦争色の強いものかと思っちゃったよ!

     第二次世界大戦中のスターリングラードでの攻防戦で生まれた実在の英雄ヴァシリの人間ドラマ。その中心となるのは、ヴァシリ(Jude Law)対策として派遣されてきたドイツのケーニッヒ少佐(Ed Harris)との行き詰まるスナイパー同士の戦い。これは確かに魅せられるものがあった。ケーニッヒ少佐に次から次へと戦友を奪われ、サーシャ(ヴァシリを尊敬している子供)やダニロフ政治将校まで死んでしまう。
     頭を確実に狙うスナイパー同士だから、死は一瞬で訪れる。苦しみもがきながらとか、酷い殺され方がない分だけ、その死はものすごく切ない。ケーニッヒ少佐も最後は負けを悟り、初めて見る相手の顔を見つめた瞬間に頭を射抜かれる。
     映画の中には、死の瞬間の尺を伸ばして、できるだけそれを劇的に見せようとするものもあるが、この作品にはほとんどそれがなく、淡々としていて、それが全体の持ち味となっているし、テンポの良さにもつながっているんだと思う。かといって死は形骸化されずに、ヴァシリとそして観客の心理へ深く残る不思議さ。
     そういう作品全体を構成するしめやかさが、ラストの軍病院(?)でのシーンでの余韻を醸し出すでしょうね。

     戦争に対する恐怖とかを感じる人もいるかもしれないし、コミュニズム(スターリニズム)に対する敵愾心を抱く人もいるかもしれない。またはコミュニズムとファシズムという20世紀に台頭し消えていった主義をもった国家同士の戦争に何らかの意義を感じようとするかもしれない。
     僕はあらすじを全然見てなかったから、邦題からはそういうものを感じていたけど、この映画ではそういうものはサブストーリー的に胃に放り込まれた感じがして、僕にはちょっと消化不良。邦題があったからこそ借りてみたわけで、その意味では価値のある邦題だったかもしれないが、ちょっとその辺りで変にひっかかりを感じるんですよね・・・
    #結果、面白かったんだしいいじゃん、って話ですけど

    [英語の勉強]
  • My name ... is Nikita Sergeevich Khrushchyov.
  • posted by なす at 01:30| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2005年06月17日

    ゼブラーマン

    監督:三池崇史

     めちゃくちゃアホなのにすげーカッコいい…とりあえずそんな感想です。
     でも比較的途中までつまらないです。たらたらと説明があったり、前置きが長かったり。中性子爆弾の名前が出てくるくらいから一気にアホさ加減とカッコよさが増します。「中性子爆弾 MADE IN USA」はないだろ( ̄m ̄*)
     渡部篤郎久しぶりに見た気がするけど、僕この人好きなんですよね。ゼブラーマンもいいけど及川の役どころもおいしそうです。

     「そんな顔しないでくださいよ…みんな頭がおかしいんだ。それでも生きていかなきゃならないんですよ」なんて名台詞のすぐ次のシーンで橋の上でおっこちそうになって橋げたにちょこんと座るゼブラーマンとかいい感じです。
     この間音楽すごくシリアスだし、芝居もシリアスなんだけど、どうしてもあのカットだけは笑えて、頭に残ってしまいましたね。
     
     さて残っているクドカン脚本は「真夜中の弥次さん喜多さん」「タイガー&ドラゴン」くらいかな。とりあえず追いついた感じかな

    #ところで「俺の背中に立つんじゃねぇ」って哀川翔の決め台詞なんですか?
    posted by なす at 00:55| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2005年06月15日

    キューブ2

    CUBE2
    監督:Andrzej Sekula

     今更借りなくてもよかった…orz
     キューブの設定だけは、グレードアップしてるんだけど、はっきり言ってこのタイトルにそんなところは期待しないでしょ。キューブじゃなくてテセラクトだとか、天才ハッカーだとか、巨大軍事メーカが影にちらついたりとか。確かにそういうのを聞くだけでわくわくするんだけど、ただそれだけ。何がやりたかったのかホント不明でした。

     空間のクロスオーバーとか収縮する空間だとか、題材としては面白そうなんだけど、使いこなせていないというか、設定が甘いというか。僕が単にバカなだけかもしれないけど、無意味に理論物理学者だとか量子空間だとか理論上の存在などの言葉を持ち出しているだけで終わっている気がする。
     これだけ複雑味を持たせておきながら 謎の数字「60659」がそんなものだなんて…

     あとミイラがちゃっちい。いくらなんでもひどすぎ。つうか逆にああいうマネキンのほうが怖いのかも(w
    posted by なす at 01:34| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2005年05月26日

    TAXi3

    TAXi3
    監督:Luc Besson

     冒頭からオープニングにはちょっと期待させられたけど、結局は前作の流れをくむおバカ映画。
     MTB、ローラーブレードのアクションがあって、スタローンとくれば、期待しないわけにはいかないんだけど。オープニングは時間かけてそうな作り込みだし。女サンタだし(*^-^*)
     でもそれ以降は、どれも出てこなくてなんか個人的には尻すぼみな映画だった。ローラーブレードはちょっと出てきたけど、アクションというほどのシーンはなかったっしょ。

     今回はエミリアンのボケが少なかったように感じるかな。その分署長のシーンに期待してしまった。こちらは期待通りでしたけどね。
    posted by なす at 00:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2005年05月25日

    TAXi2

    TAXi2
    監督:Luc Besson

    ついこの前に観たのに、すっかり忘れて再度レンタルしてしまった…
    こういうおバカ系は何も気にせず観るに限ります。日本の防衛庁長官(だっけ?)の来日というイベントが題材になるので、日本人としては、思考を放棄して笑いに徹しないと観てられない作品かも。カーアクションって結構好きなんだけど、記憶に残っていることもあるせいか食傷気味。署長とエミリアンのバカさ加減でもっているような映画ですね。ニンジャー!とエミリアーンはちょっと面白かった。

     言葉がわからないと役者の台詞回しが巧いのか下手なのか、いまいちわからないように、逆に制作サイドが日常使う言葉と異なる言語の台詞があると、それがいいのかわるいのかわからないんじゃないだろうか。一応日本語指導(?)みたいなのはあるのかもしれないけど、監督などとどこまでつめたのか疑問。少なくともあの日本語の台詞回しは萎える。
     まぁ日本でも英語喋らせるときには英語指導が入るが、指導者も首を捻りつつ、どっかで妥協して、監督がOK出してるしいいか的な雰囲気が漂ったりするけど。。。
    posted by なす at 23:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2005年05月23日

    インファナル・アフェアII 無間序曲

    INFERNAL AFFAIR II
    監督:Andrew Lau 劉偉強

     元々Iの設定からしてヤン(トニー・レオン)とラウ(アンディ・ラウ)がそれぞれ潜入捜査官/マフィアという複雑さがウリの1つになっていたと思うが、IIではさらに人物の関係を追うのが大変だった。観終った後、紙に相関図を書いてみたけど、書き出してみると結構まとまるもので、それほど複雑でもないかと思ってしまったり…。
     中心になるのはヤン、ラウ、ウォン(アンソニー・ウォン)、サム(エリック・ツァン)の4人。それぞれがそれぞれ絡み合っていて、その関係性はIでまとまっているし、4人を書き出した上でクワン、ハウ、マリーを付け足すと、話の筋をまとめることができる模様。確かにクワン暗殺の首謀が誰で、さらにそれを教唆したのが誰かを追ってくと図自体はごちゃごちゃしてくるんだけど。

     と何が複雑にさせているのかをごちゃごちゃ考えたところ、結論としては若き日のヤンとラウの区別がつかないのが問題ということに。
     Iもその二人の若き頃のエピソードでは、同じような印象を受けたけど、今回はそこが中心となるだけにさらに意味がわからなくなってた。文脈やそのシーンにでてくる周辺の人間関係から判断してたもんなぁ。
     香港の俳優は元々よくわかってないけど、オフィシャルサイト見ても、ショーン・ユーとエディソン・チャウの区別はいまいちどこですればいいのかわからないです。。。オフィシャルにでている顔写真を見る限りでは、ショーン・ユーのほうがちょっと面長でほっそりした感じ、なんですかね。
     俺この二人が兄弟だって言われたらたぶん信じるよ?

     最後に内容の感想をちょこっとだけ。IIで誰が一番善人なのかといわれれば、サムになるんだろうか。ラストはサムが香港マフィアのボスになる過程で悪人っぽさが滲みでて、ハウの写真がサムにつけかわることで、Iへの布石になっていくわけだけど。
     でも、たぬき面だし、鳴くまで待とうの家康っぽい、サムの行動は面白かったです。逆にウォンは悪人っぽく見えるのが対照的
    posted by なす at 02:25| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2005年05月21日

    [音楽]LOVE LIKE POP add.

    aiko LIVE TOUR LOVE LIKE POP add.

    他の記事とはちょっと毛色違うけど

     これ、マジいいわ。aikoのライブって当たり外れあるのね。LoveLikePop vol.8は僕も行ってるんだけど、aikoライブを楽しむには武道館は広すぎる?とかおもってしまったんだが。。。
     さすが追加公演の最終日だけあって、むちゃくちゃ面白そうだ。この日にいけなかったのが残念なくらい。aikoのライブDVDはこれ合わせて4本あると思うんだけど、その中で一番面白いライブかも。

     とりあえず一回通して観た後、メニューを見ていたらDTS5.1chが選択できるじゃないですか!?aikoライブDVDでは初じゃない?聴き終わったばっかりだけど、早速2度目をDTS5.1chで実行。

     すごいです…音楽DVDでDTS使うのはこれが初めてだからかもしれないけど。

     隣への迷惑考えず、音量上げまくりで今聴いてます。午前2時・・・今隣いなさそうだし・・・(いいわけ

     LoveLikePop vol.9行きたいんだけど、今回のaikoライブ、ヤフオクの平均高いんじゃない?
     でもこのDVD観るとaikoのライブパフォーマンスを生で観たい人が増えそうな気はする。今回東京は動員人数少ない会場だから、余計倍率上がるのかな。

     どうでもいいけど、おまけ映像解ける人ってなんでわかるのかな。あんなにタイミングがシビアでキー入力も複雑なものを素でわかるってことはないでしょ・・・
     自分は未だにLoveLikeRockのおまけ映像観られないし。自力で解こうとした前作の反省を活かして、今回は速攻でネットを漁りました。
    posted by なす at 02:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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