監督:本広克行
一言で言うなら、仕事にかけるおっさん(失礼!)達の映画。真下が主人公なんだけど、どちらかというとその交渉術や現場の指揮能力よりも、木島(捜査一課)、片岡(TTR総合司令室総合指令長)、熊沢(線引屋)の熱演に心打たれました。なんかプロジェクトXみたい。
正直観る前は、真下もしくはユースケサンタマリアによく頑張ったからご褒美をあげよう、という映画だと思ってた分、いい意味で裏切られて面白かったです。結構映像もスリリングでしたし。
エンドロールで十川誠志脚本と出てて、ン?とか思ったけど、調べたらやっぱりアニメで結構名前出てくる脚本家ですよね。「逮捕しちゃうぞtheMOVIE」は観てるんだけど、それを思い出します
以下ネタバレ含みます
プロジェクトマネージャーとしての若い真下を信用できない片岡に対して、孫を見守るおじいちゃんのような熊沢。それに現場を右往左往しながらも交渉課を理解しようとして信用している木島。片岡もいつの間にか(というか熊沢の入れ知恵とかあるけど)、真下を認めているし。
彼らがきちんと自分たちの仕事に熱意と責任をもって対応していく姿は見ごたえがあります。
踊る〜シリーズなのに、室井さんも最初と最後に出てくるだけだし、青島やすみれさんが1カットも出てこない構成で、逆におっさん連が奮闘していたというところでしょうか。ラスト、湾岸署のおっさん(スリーアミーゴス)が、逆にいつものいい加減っぷりを見せてくれることで、「ああ、これは真下じゃなくて、おっさん達が主人公だったんだな」とより感じたり。
ってゆうか、木島(寺島進)の役っぷりが面白いです。つうか上手いですね。おだてに弱いとことか照れてるところなんて最高です。たぶん次回作にもでてきますよね?
まあ次回作は室井さん絡みだから、青島が出てこないってことはないような気がするけど、シリーズとして青島がいなくても成り立つもんなんだな、と実感。
それだけ、他のキャラが立っているってことなんでしょうけど。
あ、どうでもいいけど、なんでこの時期の上映でクリスマスが舞台なんだろ。最後の雪のシーンとか時期があってればそれなり見られたと思うのに、今だとなんか無理にオチのシーンを作った感が否めない。

