2005年04月14日

スパイ・ゾルゲ

スパイ・ゾルゲ
監督 篠田正浩

 一人の人間をタイトルにしているにも関わらず、そこから想像される世界観はものすごく広いので期待していたのだけど、正直見なくてもよかったかな。3時間は長すぎるし無駄な時間だった

 結局見せ場がなんなのかはっきりしなかった。最後のゾルゲの「国際共産主義万歳!」からレーニン像破壊(ソ連崩壊)とベルリンの壁倒壊の場面を流すことでノスタルジーを誘おうというものかもしれないが、それならゾルゲが共産主義に傾倒する部分がなさすぎる。その意味でソ連から2重スパイの疑いをもたれながらも危険を冒してスパイ活動を続けるゾルゲの心理も全く見えないし、ゾルゲの最後の言葉は荒唐無稽にしか聞こえないです

 最後ジョンレノンのイマジンが流れるけど、昭和のあの時代に、スパイとして反国家的活動をしていても、祖国を思い、恋人を思いながら、平和を渇望していた人たちがいるよ、とでもいいたいんでしょうか(w

 あと細かいところなのかもしれないけど、なんでみんな英語なのか、と小一時間問い詰めたいです。最初、尾崎とゾルゲが会話するのに都合がいいのは英語なのかなと思ってたけど、ドイツ大使館内とかクレムリン内でも英語で会話されていたのは、違和感アリまくり。そりゃ西洋の顔した人たちが吹き替えとかじゃなく普通に日本語でしゃべってたら、もうどうしようもない気はするけど、一緒くたにしすぎ。僕も英語わからないけど、聞いてればニュアンスでドイツ語なのかロシア語なのかはわかるし、日本の教育を普通に受けてれば英語かそうじゃないかくらいはわかるでしょう。観客に対して、その辺どういう意図があったんでしょうか

 否定してばっかりだけど、昭和の町並みのCGと効果音含めての音楽は結構良かったです。近所迷惑無視して、大音量でマルチサラウンド楽しんだ甲斐はありあました
 でも長すぎ・・・

あまりに期待との落差が激しいので、他の方の感想を探していたところ
感想あれこれ
こちらでうなずかされるものがあったのでTBさせていただきました

なるほど、”ある「思想」ではなく、「祈り」に身を捧げた者達への礼賛”ですか。思想ばかりに目がいってしまい、そういうところには気づきませんでした
でももうこれをもう一度見直す気にはならない・・・
posted by なす at 01:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。