2005年05月01日

阿修羅のごとく

阿修羅のごとく
監督:森田芳光

 ドラマを再放送でみたのは高校生の頃だったか。大筋だけは覚えている程度だけど、辛気臭いドラマだけど4姉妹の表向きは概ね仲良く、裏ではちょっとギスギスした関係とか、母親の投書のエピソードとかはお気に入りでした。

 ドラマとはたぶん細かいところで色々違うんだろうけど、同じストーリーのものを年を経て再度見るっていうのは面白いですよね。
 一つ当時と違った見方として父親の存在があって、4姉妹を育ててそれぞれ結婚していった父親の気持ちやいかに、というのがありましたね。その意味で映像の中では4姉妹と母親が描かれがちで、存在感のある父親ではないんだけど、僕にとってはインパクトがありましたね。仲代達矢いい味だしてます(*^ー゚)b

 役者についていえば、何も申し分ありません。4姉妹は深田恭子以外は折り紙つきの女優さんですし。四女は年頃からいっても、長女次女などの年柄の女優と絡ませるには配役が難しそうな気もしますが、深田恭子もあれだけできていればよろしいのではないでしょうか(ちょっと偉そうですが)。ただ中村獅童にはちょっと首をひねってしまいました。意味がわからないです。あれは監督が求めていた役柄だったんでしょうか。口下手を演じるのは難しいのかもしれないけど、口下手とかではなく頭の弱い人みたいに見えます。あれをイコール口下手とするなら、口下手として自分も他人からそう見られているのかと不安になりかねない。

 まぁ話の結論はしってるわけだし、それほど展開のあるストーリーになるはずもなく、別に映画ではなく2時間ドラマでよかったのではないかと。特番のドラマとしてなら普通に面白かったです。

 あとドラマでも有名な『阿修羅のごとく』のメインテーマ「ラジオのように」ってフランス語の曲なんですね。今更ながら今回はじめて知りました。昭和50年代のしかも静かな住宅街しかでてこないような映画なのにしっくり来るもんなんですね。まあこれは映画というよりドラマの継承なんでしょうけど。
posted by なす at 03:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MIND GAME

MIND GAME
監督:湯浅政明

 たぶん現在におけるアニメの1つの極致だと思う。ものすごい勢いだわ。アニメで表現できる、もしくはすべき絵柄を極限まで活かし、ノリとスピードで乗り切っていく映画です。
 色使いはありえないくらい派手だし(人とか上から下まで緑とかそういうのもある)、遠近感だってむちゃくちゃ(というか、ものすごい広角が基本にあって、そこからなんか遠近逆な代物とかがでてくる)、絵柄がころころ変わる(アップは実写を加工したもの(だと思うんだけど)を使ってみたり、神様とかはころころイメージが変化していく)ととにかくあらゆるものを強調しまくった作品。例えば、人が正面からはしってくるところとかは、カメラを下から上に向けて撮影していて、足が手前にでてくるところとかはありえないくらい足が大きく写るとか。

 作品自体は人生賛歌。人生はすばらしい。思いさえ強ければ失敗したって、いくらでもやり直しができるよと。そこに作画の強調を含めることで、要は気持ちの持ちよう次第で人生はこんなに面白くなるんだというもの。大阪弁とかもそういうところに一役買ってるんだろうな。
 たぶん作品の主題とかを意識しなくても、このアニメはそれをイヤでも見せられるでしょう。でも、そういうこと抜きでアニメというエンターテイメントを楽しめる作品です。

#自分アニメータじゃないけど、これの作画大変そうだけど、面白そうだよな。でも制作はやりたくない。よほど管理体制しっかりしてないと、かなりきつそうだわ。
posted by なす at 00:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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