2005年05月30日

アール・デコ展-きらめくモダンの夢

ART DECO 1910-1939
東京都美術館

 アールデコって美術やデザインにおける一時代の様式だと、ずっと思っていたけど、20世紀前半2つの大戦の間の文化なのね。
 アールデコって言えば、幾何学模様、ヴィヴィッドな色使い、コントラストのはっきりした色彩、というイメージだったけど、様々なものを吸収して展開されて、現代へも影響を及ぼしているということを学びましたよ。
 ピエール・シャローの書斎机とか「修道女」と銘打たれたスタンドとかめちゃくちゃ欲しい。

 最初のほうにアナトール・フランスの「バルタザール」の装丁が展示してあって、考えたら芥川龍之介とかがリアルに見ていた欧米の芸術が、ちょうどアールデコにあたるんだな、なんてことを思いつつ観てると面白いです。明治大正期の小説ずきなんで、そういう見方もできて、いろんなことを収穫できた展覧会でした。

 ちょうど上野では、他にも注目度の高い展覧会が開かれてたので、駅前から文化会館辺りは結構人が多くて、混んでたらイヤだなとは思っていたけど、会場はそんなに人も多くないし、ゆっくりみれてよかったです。
 でも宝石類は混んでた。逆に東京都美術館で一番メインはりやすい階段脇は空いてるけど別に見ごたえのあるものではなかった。小休止する場所として機能していた?
posted by なす at 01:05| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

交渉人 真下正義

交渉人 真下正義
監督:本広克行

 一言で言うなら、仕事にかけるおっさん(失礼!)達の映画。真下が主人公なんだけど、どちらかというとその交渉術や現場の指揮能力よりも、木島(捜査一課)、片岡(TTR総合司令室総合指令長)、熊沢(線引屋)の熱演に心打たれました。なんかプロジェクトXみたい。

 正直観る前は、真下もしくはユースケサンタマリアによく頑張ったからご褒美をあげよう、という映画だと思ってた分、いい意味で裏切られて面白かったです。結構映像もスリリングでしたし。

 エンドロールで十川誠志脚本と出てて、ン?とか思ったけど、調べたらやっぱりアニメで結構名前出てくる脚本家ですよね。「逮捕しちゃうぞtheMOVIE」は観てるんだけど、それを思い出します

以下ネタバレ含みます

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posted by なす at 00:41| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(6) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月26日

TAXi3

TAXi3
監督:Luc Besson

 冒頭からオープニングにはちょっと期待させられたけど、結局は前作の流れをくむおバカ映画。
 MTB、ローラーブレードのアクションがあって、スタローンとくれば、期待しないわけにはいかないんだけど。オープニングは時間かけてそうな作り込みだし。女サンタだし(*^-^*)
 でもそれ以降は、どれも出てこなくてなんか個人的には尻すぼみな映画だった。ローラーブレードはちょっと出てきたけど、アクションというほどのシーンはなかったっしょ。

 今回はエミリアンのボケが少なかったように感じるかな。その分署長のシーンに期待してしまった。こちらは期待通りでしたけどね。
posted by なす at 00:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月25日

TAXi2

TAXi2
監督:Luc Besson

ついこの前に観たのに、すっかり忘れて再度レンタルしてしまった…
こういうおバカ系は何も気にせず観るに限ります。日本の防衛庁長官(だっけ?)の来日というイベントが題材になるので、日本人としては、思考を放棄して笑いに徹しないと観てられない作品かも。カーアクションって結構好きなんだけど、記憶に残っていることもあるせいか食傷気味。署長とエミリアンのバカさ加減でもっているような映画ですね。ニンジャー!とエミリアーンはちょっと面白かった。

 言葉がわからないと役者の台詞回しが巧いのか下手なのか、いまいちわからないように、逆に制作サイドが日常使う言葉と異なる言語の台詞があると、それがいいのかわるいのかわからないんじゃないだろうか。一応日本語指導(?)みたいなのはあるのかもしれないけど、監督などとどこまでつめたのか疑問。少なくともあの日本語の台詞回しは萎える。
 まぁ日本でも英語喋らせるときには英語指導が入るが、指導者も首を捻りつつ、どっかで妥協して、監督がOK出してるしいいか的な雰囲気が漂ったりするけど。。。
posted by なす at 23:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月23日

インファナル・アフェアII 無間序曲

INFERNAL AFFAIR II
監督:Andrew Lau 劉偉強

 元々Iの設定からしてヤン(トニー・レオン)とラウ(アンディ・ラウ)がそれぞれ潜入捜査官/マフィアという複雑さがウリの1つになっていたと思うが、IIではさらに人物の関係を追うのが大変だった。観終った後、紙に相関図を書いてみたけど、書き出してみると結構まとまるもので、それほど複雑でもないかと思ってしまったり…。
 中心になるのはヤン、ラウ、ウォン(アンソニー・ウォン)、サム(エリック・ツァン)の4人。それぞれがそれぞれ絡み合っていて、その関係性はIでまとまっているし、4人を書き出した上でクワン、ハウ、マリーを付け足すと、話の筋をまとめることができる模様。確かにクワン暗殺の首謀が誰で、さらにそれを教唆したのが誰かを追ってくと図自体はごちゃごちゃしてくるんだけど。

 と何が複雑にさせているのかをごちゃごちゃ考えたところ、結論としては若き日のヤンとラウの区別がつかないのが問題ということに。
 Iもその二人の若き頃のエピソードでは、同じような印象を受けたけど、今回はそこが中心となるだけにさらに意味がわからなくなってた。文脈やそのシーンにでてくる周辺の人間関係から判断してたもんなぁ。
 香港の俳優は元々よくわかってないけど、オフィシャルサイト見ても、ショーン・ユーとエディソン・チャウの区別はいまいちどこですればいいのかわからないです。。。オフィシャルにでている顔写真を見る限りでは、ショーン・ユーのほうがちょっと面長でほっそりした感じ、なんですかね。
 俺この二人が兄弟だって言われたらたぶん信じるよ?

 最後に内容の感想をちょこっとだけ。IIで誰が一番善人なのかといわれれば、サムになるんだろうか。ラストはサムが香港マフィアのボスになる過程で悪人っぽさが滲みでて、ハウの写真がサムにつけかわることで、Iへの布石になっていくわけだけど。
 でも、たぬき面だし、鳴くまで待とうの家康っぽい、サムの行動は面白かったです。逆にウォンは悪人っぽく見えるのが対照的
posted by なす at 02:25| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月21日

[音楽]LOVE LIKE POP add.

aiko LIVE TOUR LOVE LIKE POP add.

他の記事とはちょっと毛色違うけど

 これ、マジいいわ。aikoのライブって当たり外れあるのね。LoveLikePop vol.8は僕も行ってるんだけど、aikoライブを楽しむには武道館は広すぎる?とかおもってしまったんだが。。。
 さすが追加公演の最終日だけあって、むちゃくちゃ面白そうだ。この日にいけなかったのが残念なくらい。aikoのライブDVDはこれ合わせて4本あると思うんだけど、その中で一番面白いライブかも。

 とりあえず一回通して観た後、メニューを見ていたらDTS5.1chが選択できるじゃないですか!?aikoライブDVDでは初じゃない?聴き終わったばっかりだけど、早速2度目をDTS5.1chで実行。

 すごいです…音楽DVDでDTS使うのはこれが初めてだからかもしれないけど。

 隣への迷惑考えず、音量上げまくりで今聴いてます。午前2時・・・今隣いなさそうだし・・・(いいわけ

 LoveLikePop vol.9行きたいんだけど、今回のaikoライブ、ヤフオクの平均高いんじゃない?
 でもこのDVD観るとaikoのライブパフォーマンスを生で観たい人が増えそうな気はする。今回東京は動員人数少ない会場だから、余計倍率上がるのかな。

 どうでもいいけど、おまけ映像解ける人ってなんでわかるのかな。あんなにタイミングがシビアでキー入力も複雑なものを素でわかるってことはないでしょ・・・
 自分は未だにLoveLikeRockのおまけ映像観られないし。自力で解こうとした前作の反省を活かして、今回は速攻でネットを漁りました。
posted by なす at 02:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月15日

GO

GO
監督:行定勲

 在日韓国人の葛藤と恋のお話。世界観にちょっと古臭さを感じるんだが、在日と括られてしまう人に知り合いがいないからか?あと、映像もなんか焼付けがきつくて古びた感じはそこからも受けた。いつもと違うモニタでみていたからかもしれないが。

 最初からしつこく言われるように、結局「恋の話」だから最終的には在日韓国人と日本人が付き合うに当たっての乗り越えるべき壁みたいなものが描かれるんだけど、映画に描かれていたのは、日本人が超えるべき壁ではなくて、「在日」が超えるべき壁を描くことで、「お前ら日本人はどうなんよ?」というものを突きつける構成をとっている。
 そこには恋愛をするにあたってだけではなく、同じ日本に住む韓国国籍の人たちの生活上での葛藤も含まれる。
 こういう構成は、うまく出来ているなと思うんですよ。在日と日本人という二者においては、上下関係(隷従とかそういうきついものではなく、法律的な制限やマイノリティとマジョリティの違いという意味で)が生まれる。上が下へ向くのは施しや憐憫になりがちだけど、それをこの手の映画では全く表現せず、下が上への壁を突き上げることによって、観客としては多いであろうマジョリティ側に対して揺さぶりをかけるっていう構成がね。

 ただなんだろ、恋愛シーンとかいらない?恋愛のための隔たりよりもそれ以外の隔たりを描きすぎていて、マジョリティの代表である彼女の心境とか、窪塚との会話で柴咲コウがどう影響受けたのかは、ほとんど描かれないんで。それだったら無理に青春映画の1シーンとして別に恋愛を含める必要もなかったかなと。いや、お決まりなのはわかりますけど。
 僕は窪塚の役柄って好きなんですよ。人をくったような態度をとりながらも自分の信念は持っていてそれに対してはひたすらに突っ走る、っていうね。その意味で、窪塚自身も力を入れていたというし、クドカン脚本から期待される爽快感みたいなのは得られるんで、それでも十分なんですけど。

以下、台詞の覚え書き

「こういう世界に閉じ込められて自分を見失わないため」
「自分の国の名前の意味も知らないんです。そういう国も珍しいって」
「国境線なんて俺が消してやるよ!」

#そういえば、窪塚が復帰するそうで。復帰を期待していなかっただけにちょっと楽しみです
posted by なす at 15:16| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月01日

阿修羅のごとく

阿修羅のごとく
監督:森田芳光

 ドラマを再放送でみたのは高校生の頃だったか。大筋だけは覚えている程度だけど、辛気臭いドラマだけど4姉妹の表向きは概ね仲良く、裏ではちょっとギスギスした関係とか、母親の投書のエピソードとかはお気に入りでした。

 ドラマとはたぶん細かいところで色々違うんだろうけど、同じストーリーのものを年を経て再度見るっていうのは面白いですよね。
 一つ当時と違った見方として父親の存在があって、4姉妹を育ててそれぞれ結婚していった父親の気持ちやいかに、というのがありましたね。その意味で映像の中では4姉妹と母親が描かれがちで、存在感のある父親ではないんだけど、僕にとってはインパクトがありましたね。仲代達矢いい味だしてます(*^ー゚)b

 役者についていえば、何も申し分ありません。4姉妹は深田恭子以外は折り紙つきの女優さんですし。四女は年頃からいっても、長女次女などの年柄の女優と絡ませるには配役が難しそうな気もしますが、深田恭子もあれだけできていればよろしいのではないでしょうか(ちょっと偉そうですが)。ただ中村獅童にはちょっと首をひねってしまいました。意味がわからないです。あれは監督が求めていた役柄だったんでしょうか。口下手を演じるのは難しいのかもしれないけど、口下手とかではなく頭の弱い人みたいに見えます。あれをイコール口下手とするなら、口下手として自分も他人からそう見られているのかと不安になりかねない。

 まぁ話の結論はしってるわけだし、それほど展開のあるストーリーになるはずもなく、別に映画ではなく2時間ドラマでよかったのではないかと。特番のドラマとしてなら普通に面白かったです。

 あとドラマでも有名な『阿修羅のごとく』のメインテーマ「ラジオのように」ってフランス語の曲なんですね。今更ながら今回はじめて知りました。昭和50年代のしかも静かな住宅街しかでてこないような映画なのにしっくり来るもんなんですね。まあこれは映画というよりドラマの継承なんでしょうけど。
posted by なす at 03:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MIND GAME

MIND GAME
監督:湯浅政明

 たぶん現在におけるアニメの1つの極致だと思う。ものすごい勢いだわ。アニメで表現できる、もしくはすべき絵柄を極限まで活かし、ノリとスピードで乗り切っていく映画です。
 色使いはありえないくらい派手だし(人とか上から下まで緑とかそういうのもある)、遠近感だってむちゃくちゃ(というか、ものすごい広角が基本にあって、そこからなんか遠近逆な代物とかがでてくる)、絵柄がころころ変わる(アップは実写を加工したもの(だと思うんだけど)を使ってみたり、神様とかはころころイメージが変化していく)ととにかくあらゆるものを強調しまくった作品。例えば、人が正面からはしってくるところとかは、カメラを下から上に向けて撮影していて、足が手前にでてくるところとかはありえないくらい足が大きく写るとか。

 作品自体は人生賛歌。人生はすばらしい。思いさえ強ければ失敗したって、いくらでもやり直しができるよと。そこに作画の強調を含めることで、要は気持ちの持ちよう次第で人生はこんなに面白くなるんだというもの。大阪弁とかもそういうところに一役買ってるんだろうな。
 たぶん作品の主題とかを意識しなくても、このアニメはそれをイヤでも見せられるでしょう。でも、そういうこと抜きでアニメというエンターテイメントを楽しめる作品です。

#自分アニメータじゃないけど、これの作画大変そうだけど、面白そうだよな。でも制作はやりたくない。よほど管理体制しっかりしてないと、かなりきつそうだわ。
posted by なす at 00:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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